I love you ( S V O ) は日本語で「月が綺麗ですね」( S V C )!

ブログをご覧いただきありがとうございます。JEEPA認定英会話コーチの丸山です。

英語は、S V O が多い

前回まで、S V Oを例に英語の語順について考えました。

文化的な背景があるのかもしれませんが、英語は責任関係を明確にしたがる言語と言われています。そこで、V(述語:動詞)を中心に考えて、S(主語)とO(目的語)を明確にすることが重要になります。ですからS V Oの形をとる文が多いのです。

日本人は、S V C が得意

それに対して日本人は責任関係を曖昧にしたがる人種と言われます。なので、S V Oの文型が苦手なのかもしれません。「誰が!」😠「何を!」😡「やったんだ!!」💢 なんて、ちょっと険悪な空気になるかもしれませんから。でも、英語ではそれが普通なんですね。(英語でも責任関係を曖昧にしたい場合もあります。そのときは受動態を使ったりもしますが、基本はS V O と考えましょう。)

以前、「日本語は主語や目的語が省略されることが多い」ということを書きました。I love you が、日本語では S O を言わずに「愛してます」で分かってしまうということです。さらに、さらに、さすがの夏目漱石は I love you をなんと「月が綺麗ですね」と訳したそうです。むむぅ、日本語って素敵ですね🌖

英語が基本的に「動詞」を中心に考えるのに対し、日本人は「形容詞」を中心に考えるとも言われています。

夏目漱石と違って、超々一流でないごく普通の日本人も「形容詞」を好む傾向があるようで、英文を作るとき「be動詞」を使い過ぎてしまうようです。日本人はS V Cの文型を多用する傾向にあるということですね。(ビールが欲しいとき、思わず I am beer!と言ってしまうように。←これはもちろん間違った文例ですが。

Cは「補語」といって、主語が「何か」とか、「どういう状態か」などを説明するものです。「名詞」や「形用詞」などがあてられます。

The moon (S) is (V) beautiful (C). で、①「月 (S) は、である(V)、美しい (C)」 → ②「 月が綺麗ですね。」となります(皆さんの頭の中では②のように返り読みした訳まで作らず、①の訳にとどめておくことが大事です。☞ 英語を英語の語順のまま理解する参照)。S V C の V の多くは「be動詞」です。S V Cの形で  S=C の関係になります。つまり例文は「 月=美しい 」 という関係です。

さて、以前のブログ「日本語を英語の語順に言い換える」で、「日常の行動を英語でつぶやく練習」を紹介しましたが、今回も実際にこれを行って英語の文型をチェックしてみましょう。

主語を、述語を、目的語を、補語を茶色で表します。前回の後半「長い文は枝葉の部分に惑わされず、幹になる部分を見極める」で説明した、文の枝葉(文の幹になる単語を説明するところ)の部分は網掛けにしてあります。

さあ! 日常・瞬間英作文トレーニングです

例) 【朝起きてから会社が始まるまでの行動】

いつもより遅く目を覚ます I wake up later than usual. S V

新聞を注意深く読む I read the newspaper carefully.  S V O

朝食をとる I take breakfast.  S V O

自分でコーヒーをいれる I make coffee by myself.  S V O

テレビを見る I watch TV.  S V O

ニュースに驚く The news surprises me.  S V O

うわっ、雨が降っている Ugh, it's raining.  S V

電車に乗り遅れる I miss the train.  S V O

会社に遅刻する I'm late for work.  S V C

上司、激おこ My boss gets very angry with me.  S V C  

同僚に笑われる My colleague laughs at me.     S V 

マジうけるぅ~ It's so funny!   S V C  

しんどい _| ̄|○  I'm tough.   S V C

 ふう

どうでしたか?

S V Oの形がやはり多いですね。だから日本人はとにかくS V Oに慣れる必要があるのです。

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上の文例にはS Vだけの文もありました。この時使われる動詞は目的語を必要としません。「自動詞」と呼ばれるものです。動詞には「自動詞」と目的語が絶対必要な「他動詞」というものがあります。名前はともかく、今はこの2種類あると理解してください。

 また、網掛けの部分には「前置詞+名詞」のパターンが多いことに気がつきましたか?「前置詞+名詞」は文の枝葉(文の幹である名詞や代名詞を修飾する部分)になることが多いです。網掛けの部分を読まなくても文は一応成り立ちますので、文が長くて分かりにくい場合は、この部分を一度取っ払って(網掛けの部分を無視して)文の幹(S・O・V・C)だけに注目するというのも手です。このことは別の機会に詳しく説明したいと思います。

今日もお付き合いいただきありがとうございました。

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