
ブログをご覧いただきありがとうございます。JEEPA認定英会話コーチの丸山です。
先週まで、SVOという文型を中心に話をしました。SVOは 「SがOをVする」でしたね。英会話の中で最もよく目にする文型でしょう。でも、これだけだと物足りない場合があります。
例えば、We(S) named(V) him(O).「我々は、彼を名付けた。」
これだけだと、聞いているほうは消化不良ですね。「名付けたって?何て?」と思いますよね。
こんな時は、We(S) named(V) him(O)のあとに、何て名付けたかの情報を足してあげればOKです。
S V O の後に O の情報を付け足す。それが S V O C
We(S) named(V) him(O) THE KING OF MINAMI.
「我々は、彼をミナミの帝王と名付けた。」と聞いて初めてスッキリします。
この場合の「ミナミの帝王」は、him(O)を補足し説明しています。(ので、補語Cと呼ばれています。)
SVO で「SがOをVする」と述べた後、さらにそのOをCが説明しています。それがSVOCです。
O=Cの関係です。SVO=C と覚えましょう。
「私たちは、彼を、呼ぶ ⊕ ミナミの帝王と。」補語が彼の情報を追加 しています。彼=ミナミの帝王です。
SVOCで会話は生き生きとしてくる
I(S) saw(V) him(O) last night.
俺、ゆうべ、彼を見たよ。
🤷♂️
So what?
それで?(それがどうした?って、たいして興味ない感じ・・)
😁
I(S) saw(V) him(O) dumped(C) by a girl.
彼が女の子にフラれたのを見たんだよ。
🤣
Really? hee-hee!
まじか!うひひ!(急に前のめりになる。)
「私は、彼を、見た ⊕ 女の子にフラれたのを。」補語が彼の情報を追加 しています。彼=フラれたです。

Hitono fukōha mitsunoaji
補語は話題になっている人やもの(O)(上の例では「彼」)を具体的に説明しています。(いい悪いは別にして)「彼」に興味を持っていますね。こんな会話を可能にするのが SVOC です。
これでめっきり話に色がついてきます。噂話や陰口も言えます。楽しいですね。
大事なことは「語順を守る」ということ
今週で英語の5文型といわれるものは全て終了しましたが、第何文型とか難しく考えず、全て語順の話と理解しましょう。基本的に、全ての英文はこれらの語順に当てはまります。
必ずこれらの語順を守りましょう!
「誰が」➡ 「どうする」
「誰が」➡ 「どうする」➡「何を」
「誰が」➡ 「どうする」➡「誰に」➡「何を」
「誰が」➡ 「=」➡「どんなだ」
「誰が」➡ 「どうする」➡「誰が」➡ 「=」➡「どんなだ」
英語を話すときはこの語順をしっかり守ってください。
このような語順の感覚を身に着けると、次にどんな語が来るかを大体予測しながら英語を聞くこともできます。リスニングの力もグッとあがりますよ!
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