
今日もブログをご覧いただきありがとうございます。木曜日担当のJEEPA認定英会話コーチの丸山です。
前回に引き続き、今回も発音に関するお役立ち情報です。
フレーズはいっぱい覚えたけれど、海外旅行で自分の英語が伝わらない💦
という方、いませんか。発音が通じない大きな原因のひとつは、発音のリズム(拍数)が英語のリズムになっていなくて、日本語(カタカナ)のリズムになっていることにあります。
例えば、喫茶店で「ミルクをください。」と言いたいとき、milkをミ・ル・クと日本語のリズムで3拍子で発音するとなかなか通じません。ここは「ミゥク」と一気に、1拍で発音するということです。ミ・ル・クと手を3回たたきながら発音するのではなく、ミゥクと手を1回たたく間に、一気に言ってしまいます。
なぜなら、milk の発音記号は mílk で、母音は i の1つだけですね。後で説明しますが、母音が1つしかない場合、1拍で発音するのです。Milukuと余分な母音(赤文字の部分)をいれてしまうと3拍(ミ・ル・ク)になってしまい、通じないのです。milkが飲めないと悲しいですね。
母音のところで拍をとって(手をたたいて)発音しましょう
これが英語のリズムです。
ある程度例外はあるものの、英語の発音は、母音の数が音節の数(拍数)をとって発音するということです。 つまり「1つの母音の単語は1拍」で、「2つの母音の単語は2拍」で、「3つの母音の単語は3拍」で発音します。これは、文でも同じです。
これからは辞書で単語の意味を調べるとき、発音記号をチェックして母音がいくつあるかも確認してみましょう。
例えば、come 、発音記号 kʌ́m です。これを、カム(kʌ́mu)と最後にuをつけて、2音節(2拍)にしてはいけません。kʌ́m(1拍)です。
in は発音記号 in です。 これも1拍です。イ・ンと2拍にしないでください。
そうすると、
Come in は、カ・ム・イ・ン(4拍)ではなく、カ・ミン と2拍で発音します。
(*前にある単語の最後の子音(m)は後の単語の母音(i)につながっていますが、今は気にしないでください。)
発音に関しては、赤い文字に注目してください。赤い文字のところで手を叩きます。
同様に、
Hot dogは、ホ・ッ・ト・ド・ッ・グ(6拍)ではなく、ハッ・ドー と2拍で発音します。
(*最後のg(破裂する音)は消えています。これも今は、気にしないでください。)
次は3拍の例です。「その調子で(これからも)頑張って!」という意味の、
Keep it up は、キ・ー・プ・イ・ッ・ト・ア・ッ・プ(9拍)でなく、キー・ピッ・タップ(ラッ)と3拍で発音します。
(*前にある単語の最後の子音(keepのp、itのt)は、それぞれ後の単語の母音(itのi, up のu)につながっています。さらにitのtはラ行の音に変化し、最後のupのp(破裂する音)は消えています。)
同様に、「チェックしてね」という意味の、
Check it outは、 チェックイットアウト(10音節ではなく)チェ・ケ・タウ(ラウ)
(*前にある単語の最後の子音(check のk、itのt)は、それぞれ後の単語の母音(itのi、outのo)につながっています。さらにitのtはラ行の音に変化し、最後のoutのt(破裂する音)は消えています。)

拍数重視!
音の変化など難しいところは、今回はいったん置いておいて、拍子だけに注目してください。
辞書によっては音節を表示してあるものもありますので、気になる単語はそれで確認するのもいいでしょう。
例えば、personal という単語をweblio英和辞典で調べると、
(https://ejje.weblio.jp/content/personal)
per・son・al と3音節であることが分かります。ですから3拍で発音します。
ネイティブは、このように発音しているのです。つまり、このような英語のリズムで言えるようになるとネイティブの音もわかるようになりますから、リスニング能力も飛躍的にアップしますよ!
*音がつながったり、消えたり、変化したりすりするということは、先回紹介した発音チャレンジのコースで徹底的に練習します。機会があれば是非おこしください!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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