“Please love me to pieces” は「骨まで愛して」?

ブログをご覧いただきありがとうございます。木曜日担当のJEEPA認定英会話コーチの丸山です。

今日は前回に引き続き、JEEPAのチャレンジシリーズ、洋画チャレンジ マイ・インターン からの話題です。今回は、チャレンジに一緒に参加されている方のひとつの疑問をきっかけとして取り上げさせていただきました。

BENの独白

この映画は、仕事を退職し奥さんとも死別した70才のBEN(ロバート・デ・ニーロ)の次の独白(インターンに応募するための自己紹介ビデオを作成しているところ)から始まります(一部省略してあります。赤字は筆者によります)。

How do I spend the rest of my days? [...]The only traveling I do these days is out to San Diego to visit my son and his family. They're great. I love'em to pieces. But to be honest, I think I probably relied on them way more than I should. [...] I just know there's a hole in my life, and I need to fill it. Soon.

(仕事を退職し妻と死別した)残りの時間をどうやって過ごしているか?(中略)
旅行といえば、サンディエゴに行って息子と家族を訪ねることぐらい。彼らは素晴らしいし、彼らの全てを愛している。でも正直に言うと、彼らに頼りすぎている気がする。(中略)
私の人生に穴が開いていることはわかっている。それを満たす必要がある。すぐに。  (筆者訳)

年代などが近い私には響きすぎる台詞です。

ここで注目したいのは、I love’em to pieces. 「彼らの全てを愛している」(字幕は「愛すべき家族だ」)の部分です。

I love you to pieces.

I love’em は I love themの短縮形で、映画では「アイ ラヴェム」のように聞こえていました。

to piecesは「完全に、とことん」という意味で使われています。 Pieceは「一切れ、一かけら、一片」という意味ですから、to piecesで「一片にいたるまで」つまり「すっかり、とことん、完全に」となるんですね。(このフレーズの成り立ちには他にも諸説ありますが。)

I love you (all) to pieces.「 私は、あなたの全てを愛しています。」などと使います。

家族や恋人だけでなくペットに対しても使える表現です。お好みにあわせてお使いください。

We love you to pieces💛

I love you to bits.

似た表現にto bits というのもあります。

bit は、コンピューター用語の bit(ビット)と言うように小さい単位を表しますので、to piecesと同様の意味になるんですね。

*** 

to bits:〔感情の程度が〕非常に、すごく、ひどく

I love my own kitten to bits. : 私は自分の子猫がすごく好きです。

I love you to bits. : 私は、あなたの全てを愛しています。

「英辞郎 on the WEB」

***

と、辞書に出ていました。

今回の表現は、Movie Challengeに一緒に参加されている方の「 I love'em to pieces. I love them. とどう違うのでしょうか?」という疑問から取り上げさせていただきました。このように、わずかな表現の違いも見逃さず生きた英語表現をドンドン身につけたいものです。

 

マイ・インターン」1回目のチャレンジは先週終了いたしました。今、デ・ニーロ・ロスの方も多いとか。(私はハサウェイ・ロス(笑))

近々Movie Challenge – Midnight in Parisが始まる予定!こちらも楽しみです。

 

🤔 日本では、「骨まで愛して」(昭和41年:城卓矢)という歌がありました。

これ読んでる人で知っている人いるかなぁ。

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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