
ブログをご覧いただきありがとうございます。木曜日担当のJEEPA認定英会話コーチの丸山です。
今回もJEEPA洋画チャレンジ、『ミッドナイト・イン・パリ』に参加されている方のご質問からご紹介いたします。
画面は、1920年代のパリをこよなく愛する主人公ギルが、その時代にタイムスリップしたことを婚約者のイネズに説明しようと試みる場面から始まります。
「ヘミングウェイやフィッツジェラルドに会った」と興奮ぎみに言うギルに対して、イネズは、ギルが夢を見ていたか、脳の病気か、とにかくそんなおしゃべりをしているヒマはないと、まさに取り付く島もありません(ま、当たり前かもしれませんが)。
さらに、場面が変わってもこの話は続きます。
I’m really finding these midnight strolls are great for me creatively
- without the distractions of the day - I’ll probably end up going on another little hike tonight.
夜の街は創作にあってるよ
昼間の喧噪もないし 今夜もちょっと 出かけようかな
stroll:ぶらぶら歩き、散歩 distraction : 注意をそらすもの、気を散らすもの
end up : ~することになる hike : ハイキング、行進
We’ll see.
成り行きで
参加されている方から話題にあがったのが、イネズが言った、
We’ll see.
です。
字幕では「成り行きで」と訳されていました。We'll see. はYESでもNOでもなく、答えを曖昧にしたいときによく使われる表現です。直訳すると「私たちは(後で)分かるでしょう」ですね。
一般的には、「そのうちわかるよ」「さあどうだろうね」などと訳されることが多く、今はわからないけどそのうち分かると、答えを保留するときに使うことができます。
また、この表現は提案されたことをソフトに断るときにも使うことができます。例えば、デートに誘われて、「うーん。ちょっと分からないかもぉ」みたいな感じ(^^;)でWe'll see. ただ、本当に今は行けるかどうか分からない場合にも使われますので、そのあたりは読み間違えないように…しなければなりませんね。ちょっと難しいです。(日本語でも同じですね)

I wish I could, but..
さらに、子どもが「~がほしい」と言った場合などでWe'll see. で返すと、やはりNoに近い意味合い(o·_·)ノ”(ノ_<。)になる場合が多いようです。
「(どうなるか)様子を見てみよう」ということから、「今すぐはだめだけど、様子を見てみよう」、「今はだめ、また今度ね」といった感じですね。

Not now, OK?
今回のイネズのWe’ll seeは、かなりNoに近いのではないかな💦と感じますがいかがでしょう。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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