映画の会話を聞き取りたい人、必読!

ブログをご覧いただきありがとうございます。木曜日担当の丸山です。

何度目かのコロナ禍で引きこもりがちな毎日ですが、昨日、所用で久しぶりに街に出ました。すると、あちらこちらからクリスマスソングが聴こえてきます。で、周りを見渡しますと、街路樹にはイルミネーションがドラマチックに・・✨

今年も(おじさんでさえ)心踊る季節がやってきたようです。

ということで、JEEPAのMovie Challengeでも、

 「Love actually」、始まりました!

「Love story movie challenge-字幕なしで洋画を見る!」が、人気抜群の「Love actually」を題材に、今週スタートしました。

Love actually」つまり、「愛って、じつは、(どこにでもある)」という題名のとおり、様々なタイプの恋愛や夫婦愛、親子愛、友情といったいくつもの「愛」が同時進行しながらクリスマスに向かって盛り上がっていくというラブストーリー🎉

 115分の英語習慣Movie Challengeも、これからクリスマスシーズンに向けて4週間、突っ走りますよ。

Give you a lift?

Movie Challenge では、まず、5分程度、映画を見てもらいます(音に全集中です)。この段階で内容を理解するのはなかなか難しいことです(回を重ねるごとに聞こえやすくなっていきますが)。

その後、スクリプト(英語で書かれた台本)で内容を確認します。すると、自分の知っている単語が意外と多いことに気がつきます(映画で頻出する単語のほとんどは中学校で習うともいわれています)。

自分が知っている単語を聞き取れていない」というのはもったいないですね。

映画の会話を聞き取るには

映画のセリフをはじめ通常ネイティブの方の会話では、全ての単語を同じような速さや強さで発音することはありません。単語によって強弱があったり、ゆっくりいう箇所や素早くいう所があったり、単語の一部が発音されなかったり、単語と単語がつながったり、学校で習った発音とは音が変わっていたりということが多くでてきます。ですから、知っている単語でも認識できないということが起こるわけです。

例として本日行われたチャレンジのシーンから、教会でのお葬式の場面を紹介します。

最愛の奥さん(Joと呼ばれています。生前、ご自分の死を覚悟されていました…女性は強いです😢)に先立たれたご主人(DANIEL)の葬儀でのあいさつの中から1文だけ、引用します。

0:15:10からです)

 【CHURCH DAY】

DANIEL

DANIEL :  Jo and I had a lot of time to prepare for this moment.

字幕   : 妻とは葬式の話もしました

 

活字にすると、それほど難しくないですね。

Jo and I had a lot of time to prepare for this moment.

 

1 この文を発音記号で表します。(電子辞書の発音をコピーすると便利です。できれば音節に分けて表記されている辞書がベター。もちろん紙の辞書を使って、手書きでもOKです。)発音記号に強形と弱形がある場合、速く発音される場合は弱形で発音される場合が多いです。例えば and は(強形)ǽnd、(弱形)əndですが、強形で発音されるケースはほとんどありません。(さらに ən, nd, nなどと省略される場合もあります。)

ʤóu  ənd  ái  hád  ə  lɑ́t  əv  táim  tə  pripéər  fər  ðəs  móumənt

 

2 次に、映画のセリフをよく聞いて、強く発音されている部分(=ゆっくり発音されている部分)を強調(ここでは赤文字に)します。

 ʤu  ənd  ái  hd  ə  lɑ́t  əv  tim  tə  pripər  fər ðəs mu・mənt

 

内容語(名詞、動詞、形容詞など文の中で意味を持つ語。これがないと文の意味が分からない単語)のアクセントのある音節が強く、ゆっくり発音されていることが分かります。

 

3 ゆっくり、強く発音されている以外の部分の多くは、つながって聴こえたりします。そのとおりに書きあらわしましょう。

 

ʤuənái  hdə  lɑ́təvtim  tə  pripər  fəəs  mumənt

 

内容語以外(代名詞や前置詞、接続詞など機能語と言われます)の部分は、弱く、速く発音され、音がつながったり省略されたりすることもあります。そこでの母音は、ほぼ例外なく曖昧な音 ə (シュワと言われています)になってしまいます。そこを薄文字にしてみます。(話し手などによって多少の個性はあります)。

 

4 ここまでの1~3の過程をひとまとめにして、次のようにカタカナで表記してもOKです(厳密には正確な音を表すものではありませんが、聞いて単語を識別できればOKと考えています)

 

ジョウアナイ  タブイム トゥ プリア ファディス モウムント

 

5 次に、強く発音されている部分に〇を記します。ここがリズムを取る箇所になります(例えば〇の部分で手拍子を入れる感じで話されます)。 

ジョウアナイ  タブイム トゥ プリア ファディス ムント
    〇←――-→〇←→〇←→〇←―――-――→ 〇←――――――→〇←――→
    a             b         c                 d                                e                       f

 

話し手は、このリズムがなるべく一定になる(〇と〇のインターバルがなるべく同じになる⦅ a=b=c=d=e=f ⦆)ように話そうとします(なるべく、そのように話したがるようです)。視覚的には線の長さは違いますが、時間間隔が同じという意味です。強弱の波の間隔を一定にするイメージです。なので、弱く発音する、薄い字の線が長い部分ほど、より速く、弱く、口を動かさないほどの感じで話されます。上記の場合では、dや e の部分は音が多いので、その分、早口になります。

この弱く、速く発音される部分があるため、セリフが速すぎるぅぅ😨となってしまうわけです。でも、この部分は内容を表す部分ではないことが多いので、聞こえなくてもあきらめずに自分で推測して意味をつなげることもできます。あきらめないでください!

Don't give up the ship!

 

6 5まで行ったら、もう一度該当する部分の映画に戻って聴きなおしてみてください。聴こえ方が全然ちがいますよ😊

7   このリズムで自分が言えるようになるように練習します。自分で言えるようになれば、より一層、よく聴こえるようになります。

注)今回は便宜上、アメリカ英語の発音記号を使いました。この映画の大部分はイギリス英語で発音されていますので、若干、音に違いはあります。例えば、上記の lot の o は、アメリカ英語では/ ɑ /(日本語の「ア」に近い)ですが、イギリス英語だと/ ɔ /(「オ」に近い音)になります。

 

今回の方法については上の全てのステップを行わなくても、選択して行っていただいても結構ですし、まだまだ改善できるかもしれません。movie challengeの中で行っているものではありませんが、ご興味と少し時間がある方は本ブログをご参考にしていただき、ご自身で試していただければと思います。ひとつのパートで1文程度、自分が一番気になった会話を選んで行うことがお勧めです。1文ならそれほど時間はかからないと思いますがいかがでしょう。もちろん movie challenge に参加されていない方も!1文ずつでも毎日、続けていただければ ☞ 一か月後には最高のクリスマスプレゼントになっているかも!ですね🎁🎄

 

 

発音チャレンジ中級-Pronunciation Intermediate では、歌を題材にして音を忠実にカタカナで書き表すということもやっています。詳しくはBanakoコーチの過去のブログでご覧ください。☞ 発音チャレンジ・英語の歌をあえてカタカナで歌う
単語の音が変化することなどについても、発音チャレンジではしっかり練習していただけます。
発音チャレンジも近いうちに開催されるかもですので、興味のある方はぜひ!!

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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