
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
金曜日ブログ担当、JEEPA認定英会話コーチ Momokoです。
今日は、”TH”の発音についてです。
ローマの休日
高校の時、英語の先生が
「ローマの休日のオードリーヘップバーンの
"thank you"の発音は、王女らしい綺麗な発音ですね。」
とおっしゃていたことを思い出します。
オードリーヘップバーンが1953年初主演をした映画。
ヨーロッパ某国の王女アンが
王族としての窮屈な暮らしから逃げ出し、
グレゴリー・ペックが演じるアメリカ人新聞記者と恋に落ちる
というお話しですね。
イギリス英語には、階級によって異なる英語が使われてきたという歴史があり、
「クイーンズ・イングリッシュ」なんて呼ばれていますね。
その王女らしい"Thank you."は、
最後の方、記者会見に臨む場面です。
是非チェックしてみて下さいね❤️
美しい発音のキモは、”TH”にあり
"thank you."の発音が美しく聞こえるキモは、"TH"にあります。
発音記号で表わすと[θ]や[ð]
[θ]は声帯が振るえていない無声音
”think" や”thank”などの音。
[ð]は声帯が振るえている有声音
"this" や"the"の音ですね。
日本語にない音なので苦手意識が強い方も多い音です。
では、どのように作られる音なのでしょう?
[θ]や[ð]は舌を噛む?
[θ]や[ð]は、摩擦音。
上の歯と舌先の間を空気が通る時に生み出されます。
口のカタチを上前歯が2本見えるカタチにして、
舌先を上の歯に添えます。
そして肺から空気を押し出します。
空気が通らないと音が出ませんので、
舌先は、噛まない方が良いでしょう(笑)
口のカタチを前から見ると。。
横から息の通りを確認すると。。
舌は恥ずかしがらずに、しっかり出しましょう。
日本語の発話の時にはないカタチなので、
ちょっと躊躇しがちですが、
思い切って出して下さい。
そして、ツバキが飛んでも気にせずに、
息をしっかり吐きましょう。
舌を丸められると。。?
余談ですが、一説によると、
子供の時にやっていた、舌をU字型に丸める口のカタチ。
これが出来るとTHの音が上手に出せるという説があります。
要は、上の歯と舌先の隙間に息を通して出す音なので、
確かに舌をスプーン型に出来た方が出来た方が
空気が通るスペースが出来やすいですね。
しかし、まぁまぁ出来ないアメリカ人もいるそうです。
ですので、出来なくてももちろん問題なし。
コツを掴めば大丈夫です。
しかし「どうしても出来ないことが気になる〜!」という方は、
手を使って練習すると出来るようになるらしいですよ(笑)
知人が証明済みです。
個人所有地らしいですが、
(土)の午前中だけ、見学可能らしいです。
早く、旅行に行けるようになると良いですね。
Thank you for seeing my page.
Have a nice day ❣️
Momoko Mitani