仮定法にひるまないっ👊

本日もブログをご覧いただきありがとうございます。木曜日担当の丸山です。

今回はちょっと(だけ)文法っぽいお話です。
と言ったとたん、👆上の×をポチッとしようとしました? しかもタイトルが(たぶん)不人気度ナンバー1の「仮定法」だし。
どうか少しだけお付き合いください。数分で読めますんで(急げば)。

先週まで洋画の楽しみ方についてお話ししてきました。洋画を観ていると、学校でゲンナリするほど聞かされてきたイロイロな「文法」が、生きた会話の中にフンダンに出てくるのがわかります。
実はそのおかげで、セリフを通して微妙な気持ちが伝わってくるのです。つまり、

中学や高校で習った文法は、セリフに命を吹き込んでくれている

のです。ホントですよ。

映画「ラブ・アクチャリー」の1シーンで確認しましょう。
Juliet(この子とってもキレイ)はPeterと結婚しますが、Peter の親友の Mark(結婚式でbest manを務めるほどの仲)は Juliet に対しなぜかとても素っ気ない態度を取り続けます(まっ、これも後で感動的などんでん返しがあるんですけど)。

で、旦那さんの親友であるMarkともっと親しくなりたいと思っている Juliet が彼に向き合う場面です(日本語訳は字幕のままです)。

JULIET
 I know you're Peter's best friend and I know you've never particularly warmed to me.
あなたはピーターの一番の親友で 私にはあまり打ち解けてくれない
(warm :友好的な)
(中略)
But I just wanted to say I hope that can change. I'm nice. I really am.
もっと親しくなれるよう私は努力するつもりよ 私はいい人間よ
(中略)
It would be great if we could be friends.
お友達にならせて

 

「私はいい人間よ。本当に」って・・・言うかな、自分で。それはともかく、そんな彼女でも最後のセリフ「友達にならせて」というところでは、とっても「控えめな」感じが伝わってきます。
It would be great if we could be friends. です。
これが学校で「仮定法過去」と呼ばれていたヤツ。「現在の・・事実に反する・・なんじゃかんじゃ」ってヤツ。
仮定ほお?現在なのに過去ぉ?なんじゃいソレ!って感じのヤツです。

自分で言っておいてなんですが、この際、文法用語は無視して下さい。無視。

私たちも普段の生活の中で何かを希望したり、空想したり、妄想したりする時ってあるでしょ。アレやコレやソレや。

宝くじが当たったらぁ… とか 係長があんなヤツじゃなかったら とか もしもぉ、ましゃ💛とデートするんならぁとか

and more

 

 

 

なになにだったら、なになにすれば、そんなことを言いたいときに使える表現です。

「たら」、「れば」は現実から少し離れたことの話。
なので控え目に表現する

It would be great if we could be friends.

「もし私たちがお友達だったとしたら、それは素敵なことでしょうね。」くらいな感じで控え目に言っています。

ここでなぜ “would” や “could”が使われているのでしょう。
ここでは「お友達だったら(もしこうだったら)」と何かを空想してますよね。つまり現実から少し離れたことの話をしてるわけです。なので動詞や助動詞も現実(現在)から距離をとった感じで「過去形」を使うと理解しましょう。距離をとるために、would (文の意味によっては couldやmight)のような控え目で丁寧なニュアンスのある助動詞が好まれるのです。助動詞を使わない場合は動詞自体を過去形にすることで、やはり現実から少し離れている感じが伝わります。If I were you, ~ 「もし私だったら~」はお馴染みですね。

それだけのことです。シンプルでしょ。

そこでは、 “will” のような自分の意思を全面に出したような力強い言葉は似あわないんです。「もしお金がもうちょっとあったら、海外旅行にいきたいな」ならしっくりきますが、「もしお金がもうちょっとあったら、海外旅行にいってやるぜっ」ってちょっと違和感ありますよね。

If I were a cat,
we could be …

 

セリフの字幕、「お友達にならせて」というのは、そういった感じがよく出てますね。

maru

 

でも、私ならもうちょっと控え目に、「お友達になれたらいいなっ」って感じで訳したいです。

If it were me, I would translate it as “Otomodati ni naretara iina💛”.

 

あなただったらどのように訳したいですか?

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

記事のご感想や、ご質問、リクエストなどをいただけると嬉しいです。英語学習などのご相談もご遠慮なくどうぞ。
こちらのサイト☞「英会話、あなたの想いを現実に!」からお願いします。
(「JEEPAブログの問い合わせ」などとご記入いただけると助かります。)