
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
金曜日ブログ担当、JEEPA認定英会話コーチ Momokoです。
立春も過ぎ、少し春の気配を感じる日もありますが、
まだまだ寒い日が続いていますね。
Love Actuallyのお部屋
先日、JEEPAのチャレンジシリーズ”Movie challenge”
“Love Actually”を観ていて、「おや?」と思ったことがあるのですが。。
それは、お部屋の中でかなり薄着の人たちが居ること。
この映画は、ロンドンを舞台に、クリスマス直前の男女19人の
恋模様をそれぞれの視点から描いていくラブストーリー。
屋外のシーンでは、白い息が出ています。
そうロンドンの冬は、寒いはず!
12月の平均気温は、最高気温が9℃最低気温5℃。
そしてロンドンといえば、幽霊が出る家の方が賃料が高いと言われるくらい
古い建物を大切にする文化。
寒くないのかな?
世界の冬の室温とガイドライン
ちょっと気になったので調べてみました。
世界の住宅事情。
イギリスでは、「室温の低さ」が人体に与える悪影響に注目し、
冬場の最低室温として「18℃」を推奨。
そして、なんと!
この室温に関する基準を満たしていない賃貸住宅のオーナーには、
建物の改修・閉鎖・解体命令などが下される厳しい内容の法律
が制定されています。
世界の冬の室温を比べてみましょう。
イギリス 15.2℃
デンマーク 18.4℃
アメリカ 20℃(ネイティブチチャーサラのお家は、もう少し寒そうだけど。。)
日本は、10℃。飛び抜けて低いですね。
ドイツ、フランス、スウェーデンも、
「暖かい家は『人権』である」という思想のもと、
最低室温は18~23℃でなければならないと法令で規定されているそうです。
住宅オーナーは、大変ですが、
国民の健康を守るため、素晴らしい法令だと思います。
WHO(世界保健機関)2018年ガイドラインでも
18℃以上をキープしましょうとうたわれています。
日本の冬の室温
日本の住宅は、住宅の断熱、省エネ事情がかなり遅れているためと言われています。
室温を快適な状態に省エネルギーで保つことのできる
断熱機能を有している住宅は、全体の住宅の8%あまり(平成11年度の規制に沿った住宅)
全住宅の80%程度が無断熱材、あるいは低断熱材の住宅です。
省エネそして、健康面で考えてもよろしくないとはわかっていても、
どうやらコスパの問題で、新築住宅の施工にさえ、
適合義務化が見送られたという話し。
平成11年規制の断熱等級4を施工する初期費用が87万円に対し、
暖房費の削減効果は年間25,000円程度しか見込まれず、コスパが合わない。
全ての施主に強制することはできないということらしいです。
他にも色々理由はあったのかと思いますが、
そんなことより、命の問題ですよね。
ヒートショックにより亡くなられる人は、年間19,000人にもなるそうです。
由々しき問題です。
身近な問題
そして身近な現実問題。
義母が一人で暮らす一軒家。
朝の室温は、『5℃』!!
命に関わる問題なのですが、
本人曰く「慣れているから大丈夫」f(^_^;。。。
いやいや、リフォームして欲しいです。
調べてみると、
「高性能建材による住宅の令和2年度 高性能建材による住宅の断熱リフォーム支援事業」
というのがあり、国から助成金が出るみたいです。
公募期間:2020年12月15日(火)~2021年2月26日(金)17:00必着
もう少し声高らかに発信して欲しいですね。
急がないと、間に合わない!
早速、リフォーム強く勧めてみます。
皆さんのおうちはいかがですか?
Thank you for seeing my page.
Have a nice day ❣️
Momoko Mitani
データ参照HP:メイプルホーム、住ま居る、国民生活センター