
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
金曜日ブログ担当、JEEPA認定英会話コーチ Momokoです。
日に日に日足が延び、春の足音が聞こえてきました。
今日は音はいつも同じではないというお話しをしたいと思います。
たけのこ1本
春になると少しほろ苦い大人の食材、
たらの芽、たけのこ、菜の花等などが美味しいですね。
たけのこといえば。。
子供のときに遊んだわらべ唄、覚えていらっしゃるでしょうか?
(地方によっては、少し文言が違うかな?)
「たけのこ1本くださいな〜♫」
「まだ芽が出ないよ〜♫」
https://www.youtube.com/watch?v=YIr0W2Bks78
ん? 最初のところもう一度。
「タケノコイッポンクダサイナ〜♫」
あれ「本」は、「ホン」ではなく「ポン」?
何で変わるの?
さぁ何ででしょう?
あまり気にしたことないですよね。
調べてみましたら、諸説ありましたが、
「っ」という促音の後では「ポン」
「ん」という撥音の後では「ボン」という濁音
その他の「清音」の後では 「ホン」となります。
これは 発音のしやすさから自然にそうなったという説が有力です。
でもそれでは、「3本(ボン)」「3杯(バイ)」はわかるけど、
「3敗(パイ)」「3発(パツ)」の説明がつきません。
第二言語として日本語を学習するって、とても難しいのだろうなと感じました。
英語の場合は?
英語も同じようなことが起こります。
要は、発音しづらいから音が変わってくるということです。
そう考えるとわかりやすいかなと思いました。
(1) "get"
(2) "get in"
(3) "get to"
でみていきましょう。
(1)"get"
◆単語のみ
はっきりと1つの単語として
「 "get" を発音して下さい」と言われたならば。。
どのネイティブも語尾の "t" を発音します。
無声音なので聞きづらくはあるが、
"ツゥ" という息の音が聞こえます。
発音チェック↓
https://dictionary.cambridge.org/ja/dictionary/english/get
(2) "get in"
◆後に母音がくる場合
はっきりとした "t" の音ではなく、
"t" の後ろにある "in" に、まるで吸い込まれるかのような感じになります。
"t" の「ツゥ」と息を吐く余裕もなく、inに移る。
↓
そのため、舌が "t" の位置にあるうちに
"in" の音『ɪn』の喉の奥から出す「ウ」の音を出そうとすると
「リ」みたいな音になる。
なぜなら、それは舌の位置に関係しています。
要は、そうじゃないと続けての発音がしづらいってことですね。
(3) "get to"
◆子音の後に子音がくる場合
"t"が2つ重なっています。
"t" に限らず子音の後に子音がくる場合、ちっちゃい「ツ」の音にしか聞こえないことが多くあります。
2回続けて2つ子音を発音するのは、難しいのでやらないってことですかね。
下記のURLに入力してみるとそれぞれの発音が確認きます。
"get in" あるいは "get to"と入力して、
それぞれの音を是非聞いてみて下さいね。
↓ ↓ ↓
IPA Phonetic Transcription of English Text
余談ですが。。
たけのこは「筍」と書きます。
この字の意味は「竹の旬」ですね。
地上に芽が出て1旬(10日)の間だけが「たけのこ」の旬で、
それ以上日が経つと竹になってしまうことを意味しているそうです。
足早に過ぎ行く、季節の移り変わりを感じますね。
春が待ち遠しいです❤️
Thank you for seeing my page.
Have a nice day ❣️
Momoko Mitani