医療従事者の英語学習

 

「JEEPA認定英会話コーチ」の後藤和美です。

毎週月曜日のブログを担当させていただいております。

私は、看護職として妊娠・出産・育児のケアと支援に臨床・研究の両面から長く関わってきました。

そこで、今日は、「医療従者にとっての英語学習」について書いてみたいと思います。

日本の医療通訳の現状に対する想い

私は、米国で妊娠・出産を経験しました。

自分の専門分野であることから、

不安よりも、むしろ、「日本」と「米国」の医療制度違いへの好奇心の方が強かったです。

私は、米国の「医療通訳システム」に驚きと感動を抱きました。

必要だと判断された場合に、タブレット端末からコールボタンを押すと、

24時間、様々な言語の通訳者が対応してくれます。

日本に住む外国人の増加に伴い、

医療従事者にも「英会話力が必要だ」という意見をよく聞きます。

 

ですが、

私個人としては、

最新の医療をアップデートし続け、

日々忙しく働く彼らに、

英会話能力の習得まで求めるのは求めすぎではないか・・

とても繊細な内容を扱うため、

医療通訳という「専門家」に通訳を委ね、

現場の医療スタッフは、

自らの本来の責務を全うすることに専念できる環境が必要だと思っています。

なぜなら、それは、患者・医療従事者、双方にとって互いを守ることにつながるからです。

臨床における医療従事者に優先される英語スキルとは?

私は先の理由から、

臨床現場で働く医療者が優先して強化した方が良い英語スキルは、「リーディング」だと思っています。

エビデンスレベルの高い文献を読み、理解し、実際の治療やケアに役立てるために必要な力です。

それでも、医療英会話を学ぼうとする気持ちへの敬意

英語で問診

 

救急病棟で働く看護職である友人

「英語を話せるようになりたい。」とのこと。

もともと、海外旅行が大好きな彼女。

私はてっきり、楽しみのために学びたいのだと思っていました。

 

ところが・・・

救急外来で、日本語が話せない人に当たる事が増えてきているため、

「英語で問診をできるようになりたい」と・・

今は、英語のできるスタッフが来るのを待って、

対応してもらっているけれど、

最初にある適度の情報を問診できたら、

もっとスムーズに医師に引き継ぎ、

患者さんにも安心を与えられる・・

 

普段から、積極的に色々な研修会に参加している勉強家の彼女

さらに、英語の勉強を始めようとする姿勢に尊敬の気持ちしかありません。

目標と勉強方法との不一致

「救急外来で英語を使って問診を行う事ができる」ことを目標に

彼女が取り組んでいる学習法を確認しました。

・医療英単語帳を眺める

・受験に使った問題集に取り組む

ここで、何か気づかれる方はいらっしゃるでしょうか

 

そうです、 目標と勉強方法が一致していない のです。

「会話」をすることを目標としているにもかかわらず、

「リーディング」、「ライディング」中心の勉強になってしまっていました。

忙しい中、勉強にさいた時間と労力が無駄になってしまいます。

絶対にそんな風になって欲しくはありません。

彼女も、勉強する時間は最小限に早く使えるようになりたいとのことで、

本格的にサポートさせていただくことになりました。

(頑張ります!!)

 

この不一致は私にも経験があることで

これにより、

随分と、遠回りな努力をしてきました。

昔の自分に、「英語を勉強する目的を整理しよう」と声をかけてやりたいです。

英語を学習する目的を明確にし、学習方法を一致させるために

ぜひ、以下のステップを意識していただきたいです

STEP1:「英語で何をしたいのか」を紙に書き出す

→自分の中で明確になります

STEP2:「英語で何をしたいのか」を人に話す

→さらに、客観的に捉えることができます

STEP3:周囲の同じような立場にあり、すでにできる人にに助言をもらう

→近道を知っている

英会話コーチングの利用は最短の道

医療に携わる人は、

とても忙しく、過密な毎日を送っています。

また、時間は無限ではありません。

限られた時間で、効果的に学習を進めたい時、

英会話コーチは、

目標を明確にすることをサポートするだけでなく、

個人の生活や適正にあった学習方法を提案することができます。

また、一緒に伴走し、その人の進度に合わせて、

「学習計画の修正」、「モチベーション維持」のフォローをすることもできます。

 

目標を定め、完走し、目標を達成したときの

清々しい気持ちを一度味わうと、

あなたも3ヶ月後、半年後には、目標を明確にすることの大切さを説いているはずですよ!!(笑)

 

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

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