2020年10月1日

ブログをご覧いただきありがとうございます。木曜日担当のJEEPA認定英会話コーチの丸山です。

私は英会話コーチの仕事で一番大切なものは、学習者さんが英語を使って実現したい目的を達成するために伴走することだと思っています。

先日、JEEPAコーチのミーチティングで課題のひとつとして取り上げられたのが、「なかなか決められた学習を進められない（習慣化できない）学習者さんへのコーチング」でした。

今回は、「学習を習慣化する」ための私見をまとめてみました。英語の勉強がなかなか習慣にならないとお悩みの方も多いと思いますので、ご参考にしていただければと思います。

ミーティングでの事例として取り上げられた４つの原因にそって考えてみました。

1 仕事が長引いたり　実家に寄らないといけないとか　おもしろそうなセミナーがあって　そっちに参加しちゃったりとか・・　ついつい他のことを優先してしまうんです

そんなあなたは、英語をなぜ勉強するのか（したいのか）の目的と優先順位を再確認しましょう。

あなたが初めに決めた目的があいまいになっていませんか。

例えば、TOEICや英検などの資格を取得したい方の場合、なぜ取得するのかの目的意識を持っていないと、目先の楽しみを我慢することにストレスを感じてしまいます。資格を取得した後に実現したいビジョンを具体的にイメージしましょう。

2 10分だけなら後でも出来ると思って　先延ばしにした結果　眠くなってやらずに寝ちゃうんです

そんなあなたは、とりあえず勉強する時間と場所を決めてしまいましょう。

まず、毎日の生活の時間をできるだけ守るように心がけます。例えば、食事をする時間、入浴する時間、就寝時間などの毎日のスタイルを努めて変えないようにします。生活の習慣が安定すれば、勉強に使える時間もおのずと決まりますので、その時間を手帳に書き込むなど、自分でスケジュールを押さえてしまうのもいいですね。

例えば朝、歯磨きしたら（毎日しますね）、そのあと15分だけでも、とにかく机（パソコン）に向かう癖をつけます。初めは難しいことをしようとしなくていいです。机に向かうという習慣を作るだけでもOKです。

勉強する時間が十分とれない方は、「スキマ時間」を利用したり、「ながら勉強」もいいですね。

短い時間でいいですから、勉強する時間と場所をセットにして考えましょう。

通勤時間を利用してのリスニング、台所仕事をしながらの●、入浴時間にシャドウイングするなど、まあ、ストレスにならない程度でいかがでしょう。

このように勉強時間が決まってしまえば、「昨日は勉強できたけれど、今日はできなかった」なんてことはなくなりますね。

3 オンラインレッスンとか時間が決っているものはこなすけど、自分との約束は守らなくていい状態が続いてしまっているんです

自分との約束を守る秘訣は「記録をつける」ことです。

メンタリストのDaiGoさんは、“ 客観的に自分をみる力を鍛えて自分をコントロールする能力を高めるために最も重要なのが「記録」”だと言っています。

☞「自分を操る超記録術〜計画より記録が目標達成率を上げる！」

「自分との約束が守れなかったときに、その言い訳を書く」というのも有効です。「言い訳を書くのが大変なので、それなら勉強しとこう」なんて効果もあります（人によっては）。

(d) 今度こそ実現可能と思える学習計画立てても、やっぱり出来なかったと思うと出来ない自分が定着しちゃう　

これが一番もったいない。

できなかった自分をカウントするのではなく、スキマ時間やながら勉強でもいいので、できた自分を認めてあげましょう。

机に座って教材をひらくというような「勉強モード」だけが勉強ではありません。

東京大学の池谷裕二教授が行った実験によりますと、「15分の学習を3回行った場合 (計45分) 」の方が「60分の学習を行った」グループより良い結果がでたという報告もあります。

☞「勉強時間による学習の定着・集中力に関する実証実験」

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000562.000000120.html

15分という短い時間はけっしてばかにできません。継続が命です。

と、ここまで書いて気が付いたのですが・・

それ、わかってるんですけど・・それができれば苦労しません

というあなたに

「宿題なしで、毎日１５分、仲間と一緒に勉強しましょう！」というJEEPAのチャレンジシリーズ・・まさにこれでは・・と・・・(って宣伝かーい)

はい。仲間と一緒に続けましょう。JEEPAは決してあなたをひとりにしませんよ！

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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